「親孝行は◯◯万稼いでから」→間違いでした(体験談)

こんにちは、ぞえちこと川添です。
母親の誕生日旅行で、両親と私とで軽井沢に行ってきました。
親孝行の一環といえば聞こえはいいですが、両親の時間を作ることは私自身のためでもあるんです。
私はとにかく反抗期が長いほうだったので、せめて親が生きている残りの時間くらいは、いい娘でありたいなというエゴもあったりします笑
「親孝行したいときには親はなし」
親孝行を行動に移したきっかけは、ビジネスの大先輩の一言でした。
私がOL副業時代、私のビジネスの先生であるじゅんさんという方に、ふとこんなことを言われたんです。
ねえ、ぞえち、あと何回両親に会えるかって考えたことある?
俺はさあ、年に1回か2回くらいしか実家に帰らないから、今の両親の年齢とか考えたら、あと20回あるかないかくらいで、一緒に過ごす時間でいうと合計しても1ヶ月にもならないって気づいたんだよね。
親孝行したいときに親はなしって言うやん?
それだけは絶対に嫌だから、親孝行はめちゃくちゃしてるんだよね。
ぞえちも一回考えてみるといいよ。
と。
当時、私は東京に住んでいて両親は名古屋に住んでいて。仕事や副業で忙しく、年に1回帰るか帰らないかくらいだったんですよね。
お盆などはブログ副業を頑張っていたので、実家に帰らず家で引きこもってひたすらブログを書いていました。
ただ、じゅんさんの【親孝行したいときには親はなし】この言葉が妙に胸に刺さり、親孝行するなら親が元気なうちに、というのが私の中での1つの目標になりました。
「副業で稼いだ最初のお金は親孝行に使おう」
そして決めたのが、
「副業で稼いだ最初のお金は親孝行に使おう」
ということでした。
それが叶えられたのは副業をスタートしてから3年目。
ブログで月5万円を初めて稼げるようになった時に、真っ先にしたのが、母への誕生日プレゼントで、私が全額負担をした箱根旅行でした。
一人2万円ちょっとの宿で、当時の私にとってはとても高額なお宿でした。
でも、母の喜ぶ顔を見た時…
「あ、これだ」
って思ったんです。
お金を稼ぐ理由って、これなんだって。
それから毎年、母の誕生日には旅行をプレゼントしていて、かれこれ10年目になりました。
(反抗期中は特に母に大迷惑をかけていたという自覚があります…)
最近は会社員生活を終えた父も一緒になって旅行していて、今回の軽井沢旅行も、その延長線上です。

借金してでも、親孝行しろ
こんな言葉を聞いたことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか?
いやいや借金をしてまで…ってちょっとそれはやりすぎじゃない?と思う方もいるかもしれません。
私も昔はそうでした。
◯◯万稼げるようになったら親孝行する、という思考でしたから。
でも、この言葉の意味が今なら少しわかります。
お金は手段、目的じゃない
「お金を貯めてから何かしよう」
って考えがちだと思うのですが、実はこれ、逆なんですよね。
「いつかお金が貯まったら…」じゃなくて、「今すぐできることから始める」
これがきっと正解なんです。
親孝行だって同じことですよね。
親孝行したいときには親はいないわけですから。
この言葉が生まれた背景にもきっと、「◯◯したら親孝行する」と行動を後回しにした方の教訓だったのかもしれません。
自分が親になってみて分かったこと
ちょっとだけわかるようになったことは、子どもから何かをしてほしいというよりは、子どもが元気で楽しくいてくれる、それだけできっと十分なんです。
何かをプレゼントしてもらえばそれはもちろん嬉しいけれど、大きなプレゼントを期待するより直接元気な姿が見れるだけで、立派な親孝行なのかもしれないなと。
親っていうのは私達が子どもが考えるより、数万円のプレゼントなんかより直接過ごせる時間のほうに、価値を感じてくれる生き物なのかもしれません。
(どの口が?って感じですがw)
また来年、一緒に旅行できることを楽しみに、親が元気でいてくれることにも感謝ですね。

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