こんにちは、副業アドバイザーのぞえちです。
よく生徒さんからされる質問の1つに、
[voice icon=”http://zoechi.com/wp-content/uploads/2015/10/bsGAK_arupakapunpun.jpg” name=”アルバカさん” type=”l”] 副業の収入って確定申告はどうしたらいいんですか?[/speech_bubble]
というものがあります。
副業をスタートされる方の多くは、
今までどこかの企業に”雇われている”方が
ほとんどだと思います。
なので、毎年の確定申告はしていても、
会社の経理の方に完全お任せ!
という方も少なくないはず。
かくゆう私もそんな1人でした(゚∀゚)
副業をするまで、
自分でお金を0から稼ぐという経験は皆無だったので
ブログでお金を稼げるようになってから
「あれ?これってどうやって申告したらいいの?」
「脱税にならないようにしなくっちゃ!
(でもどうすれば?)」
って、本当に知識がなかったし、
すごく不安だったんですよね。
そこで今回の記事では、
一見難しく感じる”確定申告”の内容を
最低限これだけ知っていたら、
副業の確定申告は大丈夫だよ!
と重要な部分に絞って
わかりやすく解説してみました。
実際に私がOLをしていたときに
どのようにしていたのか?も解説します!
[aside type=”normal”]
※注意点
それぞれの方の副業の形態や稼ぎ方によって、
もちろん状況は様々だと思います。
なので、今回の記事はあくまでも参考程度にご覧ください。
より具体的な情報に関しては、
税理士さんなどにご相談されることをおすすめいたします。[/aside]
副業の確定申告をしなかったらどうなるの?
まず、大前提として…
副業で会社以外の収入があった場合は
確定申告の必要はあります!
消費税を買い物をしたら
当たり前のように支払うように、
仕事をして得たお金に対して
所得税を支払うのは国民の義務なのです。
ただ、昔の私もそうだったのですが
副業している
≠必ず確定申告をしなければいけない
なのです。
いくら、副業で利益が出ているのか?で
確定申告すべきorしなくていいに分かれるので
まずはそこから解説して行きますね。
[voice icon=”http://zoechi.com/wp-content/uploads/2015/10/bsGAK_arupakapunpun.jpg” name=”アルバカさん” type=”l”]確定申告漏れにならないように、自分が確定申告をしなければいけないのか?からチェックしていく必要があるね![/speech_bubble]
確定申告を、
・申告すべきか
・申告しなくてもいいのか
は利益がいくらかによります。
[voice icon=”http://zoechi.com/wp-content/uploads/2015/10/bsGAK_arupakapunpun.jpg” name=”アルバカさん” type=”l”]確定申告が必要になるのは
年間の利益が20万円以上になった場合です。[/speech_bubble]
ここでのポイントは「利益が」20万円ってことなのですが
まずはわかりやすいように「売り上げ」で分類して解説して行きます。
副業の売り上げが20万円以下の場合
確定申告する必要はありません。
まずは売り上げを20万円以上目指して
確定申告ができるように目指して行きましょう!
私も副業始めた最初の頃は
年間で数万円ほどしか売り上げがなく;;
確定申告してやるぞ!っていうことが
モチベーションの1つとなっておりました☆
副業の売り上げが20万円以上の場合
売り上げが20万円以上の方の場合、
確定申告が必要かどうかは
”利益”が20万円以上かどうか?
で変わってきます。
利益というのは売り上げではなくて
利益=売り上げー経費
のことを指すので、
結構勘違いされることがありますが
”売り上げが20万円以上で申告対象”
ではないので要注意を!!!
自分は確定申告する必要があるのか?ないのか?
なので売り上げの金額は同じでも
経費がどれくらい使っているか?によって、
・確定申告をする必要があったり
・確定申告をする必要がなかったり
と、別れていきます。
売り上げー経費=利益を計算してみて
利益>20万円の場合は確定申告の必要ありです!
ここで重要なのは
経費の部分。
本来経費というものは
売り上げを作るために必要なお金のことです。
経費が多いかどうかで利益が変わるので
どんなものが経費になるのか?を
知っておくことも必要な知識になります。
[voice icon=”http://zoechi.com/wp-content/uploads/2015/10/bsGAK_arupakapunpun.jpg” name=”アルバカさん” type=”l”]これは副業でも適用されますよ![/speech_bubble]
どういうものが経費になるの?
じゃあ一体どんなものが経費なるのか?
というのがポイントです。
副業の場合は法人と違って
どれもこれも経費!
というわけではないので
「経費」に含むか?含まないか?は
担当される税理士さんによって
意見が分かれる部分でもあります。
[voice icon=”http://zoechi.com/wp-content/uploads/2015/10/bsGAK_arupakapunpun.jpg” name=”アルバカさん” type=”l”]
税理士さんにまずは確認!がベスト!!!![/speech_bubble]
実際に私が経費として考えていたものはこちら!
・通信費
(Wifi、スマホ代の一部)・家賃の一部
(仕事部屋の割合を考えて家賃から算出)・研修費
(セミナー参加費用や、コンサル費)・旅費交通費
(セミナーを受けるために移動したもの)・交際費
(セミナーの懇親会費など)
私の場合はブログで副収入があったので
ブログを運営する上で必要なものが
経費として形状しておりました。
経費として認められるかどうか?は
税務署などに
「この経費は何のために必要だった?」
と聞かれた時に、
「これは○○のためです!
領収書もあります!どや!」
とすぐに答えられるかどうかが
めちゃくちゃ重要になります。
[voice icon=”http://zoechi.com/wp-content/uploads/2015/10/bsGAK_arupakapunpun.jpg” name=”アルバカさん” type=”l”]副業でも、領収書をもらっておくことは必須よ![/speech_bubble]
私は今、法人化をしているので
副業をしていたときと比べて
経費の考え方は変わってきたのですが
副業の場合は法人化と比べて
経費になりにくいものが多いかな?
と思うのが本音の部分です。
特に、
・スマホ代
・wifi代
などの通信費は、
本業で使っているんじゃない?
私生活でも使っているよね?
ってなった時に
副業の売り上げのために
どれくらい使用しているのか?
っていうのを細かく説明できないと
経費として認められにくいかな、と。
もしも財務調査が入った時に
[voice icon=”http://zoechi.com/wp-content/uploads/2015/10/bsGAK_arupakapunpun.jpg” name=”アルバカさん” type=”l”]これは何のための経費ですか?[/speech_bubble]
と聞かれて即答できるように
しっかりと領収書やデータを整理しておいて
何に使ったか?を覚えておきましょう。
私はレシートの裏などに
・誰と食事をしたのか?
・何に使ったのか?
をメモしてました^^
ご参考まで☆
副業が会社にバレる理由
確定申告対象者の方の中には、
会社にバレるかも!?
と不安の方もいらっしゃるかもしれません。
副業解禁の雰囲気は出てきたとはいえ
まだ副業を公に認めている会社さんは少ないので
[voice icon=”http://zoechi.com/wp-content/uploads/2015/10/bsGAK_arupakapunpun.jpg” name=”アルバカさん” type=”l”]
確定申告をしたら会社にバレる!?やばい![/speech_bubble]
と思っている方もいるのではないでしょうか。
会社に副業がバレてしまう理由は
副業での売り上げによって年収が上がり
翌年の住民税が増額してしまうからです。
通常、会社員の方の場合
会社の経理の方があなたに変わって
年末調整などの事務作業をしてくれます。
住民税も給料から天引きされることが
ありますよね。
あれは全てあなたの会社からの給料を
経理の方が処理をしてくれているからなのです。
(特別徴収と言いいます)
なのであなたが何も対策していないと
あなたの年収から算出された住民税の数字が
会社の経理の方に知らされて
あれ?会社の給料の額から算出した住民税よりも多い…!
というところから副業がバレてしまうというわけです。
会社に副業がバレないようにするにはどうしたら?
じゃあ、どうしたらバレないのか?というと、
住民税の請求先を変えればいいのです。
会社の給料に対する住民税
→会社経理
副業の収入に対する住民税
→自宅に請求
というように分けて請求してもらう形を取れば
住民税が増えたということで
会社に副業をしていることが
バレてしまう心配もありませんよ☆
[voice icon=”http://zoechi.com/wp-content/uploads/2015/10/bsGAK_arupakapunpun.jpg” name=”アルバカさん” type=”l”]
え!どうしたらいいの?[/speech_bubble]
ということなのですが、
副業の収入を確定申告する際に、
「普通徴収」を選択すればOKです!
申告は青色?白色?どっちがいいの?
いざ確定申告!となったときに
多くの方が疑問に思うのが
・青色申告
・白色申告
のこと。
それぞれの違いについて
簡単に解説しておきます。
青色申告
・事前に税務署に青色申告承認申請書を提出
・特別控除(10万円or65万円)がある
・損益計算書/貸借対照表の提出が必要
白色申告
・事前申請の必要なし
・特別控除はない
・簡易な簿記でOK
青色も白色もメリットデメリットがあるので
各々の状況に応じて選択していきましょう!
私は退職を決めたタイミングで
青色申告にしました。
65万円の控除は大きかったですし
退職して個人事業主になるんだ!と
自分の心を引き締める意味で
税理士さんにも財務をお願いし始めましたね。
私の周りをみていると
「会社員の間は白色申告で
税理士さんは雇わずに
自分で管理をしてました!」
っていう方の方が多いかなと思います^^
こちらもご参考まで!
副業の利益が20万円以上なのに確定申告しないことがバレると…
ちなみに、会社にバレるのが怖くて
確定申告をしなければいけないのにしていないと
確定申告が必要なのにしていない=脱税
ということになるので、
最悪、刑事罪として扱われるケースもあります。
それだけではなく….
1)
売り上げや経費を申告していないので
財務書に勝手に売り上げや経費を設定されて
税金を取られたり
2)
申請をしていないことでペナルティを受けて、
納税が遅れた分の延滞税が課せられるたり
なんていうこともあります。
なので、副業である程度売り上げがある方は
自分は確定申告すべきかどうか?の知識を持っていないと
悪気なく申告漏れ!になってしまうので
要注意です><
・取引先に財務調査が入りバレる
・知人などによる財務省へのちくり
・SNSなどの儲かっているアピール
・収入がないのに生活できているの?と怪しまれる
などなど。
自分が予測していないところから
バレるケースもありますし、
数年後に調査される
ということもよくあるケースです。
(数年後にバレた場合、過去分まとめて課税が必要です><)
[aside type="normal"]数年後にバレた場合
無申告加算税
延滞税
重加算税
を支払わなければなりません(´;ω;`)[/aside]
税務署も”ランダム”に調査をしている
ということも風の噂できいたことがあるので
バレなきゃいい!
という発想はかなり危険なので
しっかりと財務を整理して
必要があれば確定申告を
しっかりと行っていきましょう。
まとめ
副業の確定申告のことって
周りにも相談しにくいことだし
知識はないしで最初はとても不安だと思います。
とりあえず、今の段階で知っておくべきことは、
・副業でも確定申告は必要!
・利益が20万円を超えたら確定申告対象
・副業でも領収書はもらうべき!
・経費もちゃんと計算しておく
これだけ知って入れば
なんとかなります☆
確定申告対象になるということは
それだけ売り上げが立っている証拠なので
すごく誇らしいことです^^
正しい財務の知識をつけて
賢く確定申告していきましょう!
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